外国には「告白する」文化がありません。
交際が始まるタイミングが分からない為、関係がはっきりせず不安になることがあると思います。
そんな貴女に知ってほしいのが、外国の「デーティング期間」というカルチャーです。外国人との恋愛は付き合うまでの関係が曖昧というイメージがありますが、実は日本よりも交際に至るまでの関係性が細分化されています。
そこで、今回の記事では「デーティング期間」について深く掘り下げた内容をみなさんにお伝えさせていただきます。
デーティング期間って?
西洋各国、特に欧米ではよく見られるカルチャーである「デーティング期間」。英語で言うと「Dating Period(デーティング ピリオド)」と言います。
これは、デートし始めてから誰かと正式に交際を開始するまでの期間のことを指す用語で、一定の期間中に一人に絞らず色んな人と自由にデートをするという意味になります。
同時に色んな人とデートしていくことで、一人にこだわり過ぎて視野が狭くなってしまうことを防いだり、客観的に相手を見ることで本当に自分に合った人を見つけ出し、交際に踏み込むことができると言ったようなメリットがあります。
交際に至るまでの期間は3つ
デーティング期間は大きく三つに分かれています。
- 「Talking (トーキング)」
- 「Seeing / Dating (シーイングまたはデーティング)」
- 「Being official (ビーイングオフィシャル)」
大まかに三つに分かれていますが、その境界線はとても曖昧です。境目のないグラデーションのようイメージをしていただけると分かりやすいかと思います。
ではどうやって判断していくのか?と疑問を持たれると思いますので、それぞれの期間について詳しく説明していきたいと思います。
Talking(トーキング)期間
Talking(トーキング)期間というのは、
・お互い好意はあるけどまだアクションを起こしていない状態
・よく遊ぶ関係
を指します。
相手に友人という関係性以上の興味を持ち始めた時や、お互い相手が気になっているという状態に名前をつけたようなものです。キスや手を繋ぐといった行為はこの段階ではしません。
例えば、この期間に気になる相手と一緒にカフェに行ったり、ご飯を食べたりしてもそれはデートとは言いません。興味はあるけど恋という強い気持ちにはまだ到達していない・お互いを知る期間といったニュアンスで理解していれば大丈夫です。
Seeing/Dating(シーイング/デーティング)期間
Seeing/Dating(シーイングまたはデーティング)期間というのは、
・お互いに恋愛感情を抱いている状態(好きという気持ちはお互いに伝え済み)
・付き合う前にお互いを深く知る時間(デートを何度も繰り返したり、体の関係も持つ)
・デートする相手を一人に絞っていない期間(同時に複数人と関係を持つ)
を指します。
この期間はお互いが「パートナーとして相性が合うかどうかを確かめていく時間」であり、まだ交際関係には至っていません。
またこの期間中、相手がデートする人を一人に絞っていないパターンもあります。これには「合理的かつ効率的に自分の中の恋愛観を模索できる・比較対象を作ることで客観的に相手を見れる」といったようなメリットがあるからです。ただし、相手がただ遊んでいる可能性もあるので注意が必要です。
混乱を招くことが多い問題の期間です。すぐに恋人関係になろうとせず、相手とゆっくり関係を築いていくというスタンスでいるとベター。
Being official (ビーイングオフィシャル)期間
正式なお付き合いが始まっている期間。正真正銘、彼氏彼女という間柄の関係です。
友達や家族にあなたを「彼女」として紹介したり、SNSで貴女との写真を載せるようになります。
Seeing/Dating(シーイングまたはデーティング)期間のように複数人と会うようなことがなくなり、パートナーとして真剣にお互いのことを想い合える関係性になれたら、もうそれはオフィシャルとして捉えて良いでしょう。
【まとめ】
デーティング期間についての知識を深めることはできたでしょうか?
慣れない文化の違いや、恋愛観の違いに戸惑うこともあると思います。
相手の文化に全部合わせる必要は全くありません。貴女がどうしていきたいか、日本だとどういう風に恋愛を進めていくかということを伝えてみることも大切です。
大事なのはお互いが理解しようとする姿勢を持つことです。
是非、恋ラボを参考にしながら素敵な国際恋愛を楽しんで下さい。