引き算アドバイス「何もしないで」の本当の意味

相手の気持ちがわからないとき

共通して多く見られるのは、「相手の気持ちが下がっていると感じる」という状況です。両思いでも片思いでも、こちらは温度が高いのに相手は下がっているように感じるけど、どうしたら良いかわからない。そんな時はどうしたらいいの…。

もしかして〇〇しすぎていませんか？

相手に対して何かをやりすぎているというケースがとても多くあります。

「尽くしすぎている」
「連絡しすぎている」
「想いを伝えすぎている」

など、「〜しすぎている」というケースです。これに対してのアドバイスは「今は何もしないでおきましょう」。もう少し具体的には、「やりすぎていたことを一旦やめましょう」という話をします。

何もしないで解決するの？

ただ、どうしたら良いかというアクションを知りたいのに「何もするべきではない」と言われると、本人目線で見ればアクションゼロに見えますよね。もっと言うと、「その間に相手の気持ちがより離れてしまうのでは」と思うかもしれません。

ですが、この「何もするべきではありません」というアドバイスは、「何も対策がない」という訳ではないのです。むしろその逆です。アクションできる選択肢がある中で、最善の提案として「何もするべきではありません」とアドバイスしています。

もちろん「何もしない」というアドバイスは出来るだけしたくありません。何かできることを伝えたいというのが本音です。ただ……それでも、何もしてはいけない時があるのです。むしろ、一刻も早く今の行動をやめなくてはいけないということの方が多いです。